手術が困難な肝臓がんの治療方法の一つにビーズを使った血管内治療がある。
と、サラっと言われても「なんだビーズって!?」と思う方が殆どだと思います。それもそのはず、この治療は平成26年に保険診療が適用されたばかり。日本国内ではまだ新しい治療法の一つです。
とはいえ、僕がこの治療法に出会ったのはドイツに留学していた2000年ごろ。
最初はフランスで広まり、やや遅れてドイツでも普及。そのころはまだFDA認可前だったため、アメリカでは未認可の治療法だったと記憶している。
それから約14年の歳月を経て、平成26年にようやく保険診療が認可された。
今では、この治療が適応される方は他の病気と同じく3割負担(年齢や所得で多少異なる場合もあります)で治療が受けられるようになりました。
これから数回に分けて、ビーズを用いた肝臓がん治療を紹介しようと思います。
因みに、ビーズと言ってもこの様なビーズでは無く・・・
こんなビーズです。
お楽しみに!